カウンセラー紹介

この相談室のカウンセラーの名前は「辻麻衣子・つじまいこ」と言います。
心理学を学び仕事として、20年以上になります。

みなさまの大事な時間や利用料をいただく以上、私自身のことをお伝えしなければ失礼なのではないかと思いました。
長くなりますが、ご興味があるトピックがあればそこだけでもご覧ください。

出身

山口県です。大学入学から京都で暮らし、もう20年以上になります。それでも関西人という意識は芽生えず、かと言って山口にもしばらく帰っていないのでそちらの方言も忘れ、ふらふらと旅人のような気持ちで生きています。

仕事について

ダニエルキイスという作家をご存じですか?
中学生の頃に、「アルジャーノンに花束を」や「24人のビリーミリガン」という作品を読んで、人間の心に興味を持ち大学で心理学を学びました。
勉強を続けても(そんなに勉強漬けでもありませんが笑)、他人の心も自分の心も全然わからない、もっと勉強したい、という思いから大学院修士課程では児童心理学を勉強することにしました。

その後、大阪市浪速区や山科区の区役所の中にある相談機関で働きました。働きながら、臨床心理士という心理学のスペシャリストである資格を取ることができました。やっとスタート地点に立てたかと思ったところで結婚し、長男・長女を出産しました。
子育ても落ち着かない頃、どうしても仕事に復帰したくて就職活動を始めました。私にとって心理の仕事は自分自身にとってとても大切なものだとわかった時期でした。

そして現在に至ります。心理職は非常勤勤務を掛け持ちする方も多く、私もその一人です。
京都市ではスクールカウンセラー(10数年になります)、京都府南部の幼稚園でキンダーカウンセラー、その他大阪府の幼稚園では子育て相談室の相談員、滋賀県の子育てサークルでお話をさせて頂いたり、たくさんの素敵な親子さんに出会う機会に恵まれています。

自身の子育て

私は決して良い母親ではありません。
しかし、こどもたちはきっと「めっちゃ良いお母さんではないかもだけどまあいいんちゃう。」と許してくれるような優しい子に育ってくれています。

長男の出産後は学生の頃の本や資料を引っ張りだし(スマホがない時代です)、「うちの子と違う」と途方に暮れていました。
長女の出産後もほとんどワンオペだったので、こどもと一緒に泣きたい日もたくさんありました。
今だに、掃除ができない日にホコリを見ないふりしたり、買ってきたお惣菜が並ぶ日だってあります(威張ることじゃない)!
ただ今でも、こどもたちが小さかった頃につらかった気持ちやまわりの人にかけられた言葉を思い出すだけで涙が出てきます。

このように子どもの発達に関する知識も経験もあった専門家でも、育児ノイローゼになるし、こどもの寝顔を見て反省する日もあるし、学校に行かないと泣かれることも、一緒に泣きたい日も、イライラする日もあります。
それだけ子育てというのは予想もつかないし、コントロールできないし、だからおもしろいし楽しいし、やっぱり親である限りずっとしんどいものです。

理想的な保護者って?

ウイニコットというお医者さんは昔、こどもにとって良い母親は「ほどよい母親」だと言いました。干渉しすぎず、放任しすぎず、無関心すぎず、溺愛しすぎず。
子育てに必要なのは完璧であることではないようです。まずはできない自分も認めてあげること、それがお子さん自身をまるごと受け止めることにつながります。

そしてこどもさんと一緒に保護者の方も、ゆっくりとご自身のペースで行きましょう。
たまには私といっしょに休みながら。
そして見える景色を楽しみながら、のんびり歩いていきましょう。