カウンセラーのやりがいって?
教育関係のお仕事は夏休み間近となりました。
夏休みを前に心配なお子さん、反対に元気になるお子さん、それぞれの見通しを立てながら1学期が終わろうとしています。
カウンセラーのやりがいを感じるのは、お子さんが元気を取り戻した時、自分らしく歩き始めた時です。
ですが、必ずしも良くない局面でも感動する事はたくさんあります。子どもって、親子って、人間ってすごいなあ…と涙が出そうな場面は週に何度もあります。
インスタ映えしなくても「普通の人の普通の暮らし」に感動はたくさん存在しています。
それを聞かせてもらえるのはとてもドラマチックでスリリングで、時には涙あり笑いありのありがたいお仕事です。
よく、人の話を聞いて疲れない?しんどくない?と言われますが、訓練をしているカウンセラーは時間外まで影響を受けてしんどくなることはあまりありません(プライベートは別です…)。
性格が良い、聴き上手、人生経験が豊富、という理由でカウンセラーになる人はあまりいないように思います(この条件にあてはまるカウンセラーはいます)。
ずっと学び続けるのが好きで、人間に対して尽きない好奇心があり、どなたのお話にも価値があると思える人がカウンセラーに向いている気がします(個人の感想です)。
そもそも誰かに感謝されたいとか、自分の経験や過去を皆さんにも教えてあげたい!なんて思いだけではカウンセラーにはなれません…そんな気持ちで続けてはいけないと思います。
ましてや、何か物を売りつけたり、恋愛感情などちらつかせるのは決してあってはならないことです。
それはカウンセリングではありませんし、みなさんもご注意ください!わたしも日々精進して、気を引き締めます!
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