カウンセラーのやりがいって?

教育関係のお仕事は夏休み間近となりました。
夏休みを前に心配なお子さん、反対に元気になるお子さん、それぞれの見通しを立てながら1学期が終わろうとしています。
カウンセラーのやりがいを感じるのは、お子さんが元気を取り戻した時、自分らしく歩き始めた時です。

ですが、必ずしも良くない局面でも感動する事はたくさんあります。子どもって、親子って、人間ってすごいなあ…と涙が出そうな場面は週に何度もあります。

インスタ映えしなくても「普通の人の普通の暮らし」に感動はたくさん存在しています。
それを聞かせてもらえるのはとてもドラマチックでスリリングで、時には涙あり笑いありのありがたいお仕事です。
よく、人の話を聞いて疲れない?しんどくない?と言われますが、訓練をしているカウンセラーは時間外まで影響を受けてしんどくなることはあまりありません(プライベートは別です…)。

性格が良い、聴き上手、人生経験が豊富、という理由でカウンセラーになる人はあまりいないように思います(この条件にあてはまるカウンセラーはいます)。

ずっと学び続けるのが好きで、人間に対して尽きない好奇心があり、どなたのお話にも価値があると思える人がカウンセラーに向いている気がします(個人の感想です)。

そもそも誰かに感謝されたいとか、自分の経験や過去を皆さんにも教えてあげたい!なんて思いだけではカウンセラーにはなれません…そんな気持ちで続けてはいけないと思います。

ましてや、何か物を売りつけたり、恋愛感情などちらつかせるのは決してあってはならないことです。

それはカウンセリングではありませんし、みなさんもご注意ください!わたしも日々精進して、気を引き締めます!

京都市・御所南カウンセリングルーム 猫庵

この相談室は京都・御所の近く、鴨川や個性豊かなお店が多い場所にあります。 皆さんがほっと安心できるような場所を目指しています。 猫はいません、猫が苦手な方も遠慮なくお越し下さい。 不安や生きづらさ、発達や不登校、子育てのご相談などお聞かせください。 臨床心理士・公認心理師の資格を持ち、現在まで20年近く、家族の相談に関わってきた女性相談員が対応させて頂きます。 秘密は固くお守りします。

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